営業の安井です。
壁紙の施工事例としてMinami Torontoをご紹介します。
カナダを拠点にレストランを展開するABURI BRANDには今まで3店舗に直筆の壁画を納めてまいりました。4店舗目がオンタリオ州トロントにあるMinami Torontoです。
〈WORKS〉でもご紹介している〈Eternal Odyssey〉ですが、実は壁画ではなくデジタルプリントです。
コロナ禍で海外遠征が難しいということで、全ての施工工程が海を隔てて行われました。
壁はクロスに、窓は塩ビ透明シートにインクジェットプリントで出力されています。
直筆とほとんど見分けがつきませんが、その秘密は超高解像スキャンにより筆の絶妙なタッチまでしっかりと再現されているからです。
壁紙レベルの大きさに出力するとなると、高画質のデータが必要になります。
実は現状は木村先生の全ての図案を高画質にデータ化しているわけではないので、なんでも壁紙化できるわけではありません。(今後どんどん増やしていきます)
では〈Eternal Odessey〉がどのように完成したか説明します。
まず現地の机や柱に隠れる場所を想定し、図面を作成します。
現場でサイズがしっかり合うように綿密にシミュレーションします。
この図面をに合わせて、完全新作として木村先生が肉筆で描きます。
スキャンしたデータがこちらです。
アップで見ると筆で塗ったようなタッチや絶妙な色まで再現されているのが分かります。
ここまで高解像度だと直筆とプリントの区別がつきません。
クロスやシートに出力するのはカナダで行われました。そうすると輸送費も節約できます。
もちろん現地のクロス職人に施工してもらいました。
こうして完全遠隔で木村英輝のアートが完成しました。もちろんMinami Torontoには壁紙だけでなく木村先生の元絵も納めています。
このようにオリジナル(肉筆)とデジタルプリントのハイブリッドプランのご提案も可能です。
どんなに遠方にお住まいの方でも、木村英輝の迫力満点のアートをお届けできます。
この壁紙が気になった方は右下の〈CONTACT〉のアイコンよりお気軽にお問合せ下さい。
Minami Toronto
https://www.minamitoronto.com/
ABURI BRANDさんとは今後は新事業の展開を考えており、続報は追ってブログに載せたいと思います!