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Ki-Yan WORKS【高野山 西禅院】vol.1

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カテゴリー:お知らせ, 壁画制作, Ki-Yan Stuzio

2022.02.21

2022年に入って、初の壁画出張は

弘法大師 空海が1200年前に開創された

世界遺産の高野山です!!!

赤色美しい根本大塔がある壇上伽藍のすぐの側のお寺

西禅院さんよりご依頼を頂きました。

西禅院さんは9年程前に屏風を納めた時からのご縁で、今回は本堂へ続く、リニューアル中の廊下へキーヤンワールドが描かれます♪

前回に納めた屏風は淡いブルーの孔雀☆

奥様のお名前が”まゆら”さんと仰り

“マユラ”はサンスクリット語で”クジャク”

という意味でキーヤンのクジャクに運命的なご縁を頂きました☆

そして今回の壁画のモチーフも、勿論クジャク♪

そして、今回はもう一つ、動物が仲間入りします。

銀色に光るアルミのエンボスパネルにクジャクと共に現れたのは、、、ゾウさんです!

チョークが入ると銀色の線が入れられていきます♪

カラーは屏風とストーリーが繋がる、ブルーグレーの世界となります☆

クジャクの羽の柄、通称”目玉”の色は

中央にキーヤンならではのウルトラマリンが!!柔らかいブルーグレーの淡さが澄んだウルトラマリンでキリリと引き締まります☆

西禅院のみなさんにも一筆入れて頂きました‼︎

朝のお勤めのお経が美しい、ご住職の慈延さんは器用なサウスポー♪

クジャクの名を持つ可愛らしい奥様、まゆらさんも♪

そして、お洒落な大奥様にもご一筆入れていただきました♪

目元とくちばしにもウルトラマリンが入り

いよいよ、作業も終盤‼︎

サインが入れられます。

日付は、寅年、寅の月、お大師様の日

とても縁起の良い日になりました☆

銀色の世界で4羽の”マユラ”と3頭の”アイラーヴァダ(白い象)”が賑やかで楽しそうに過ごしています♪

中央に鎮座する、蓮の上のゾウさんとその上にのっているクジャクが可愛すぎるのです☆

クジャクの頭のぼんぼりにはラメも入っています。

扉を開けると本道への廊下と中庭が♪

実はこちらのお庭、

“重森三玲さん”が手掛けられたお庭なのだそうです‼︎

お庭から根本大塔も覗き、その手前にあるお茶室では、松下幸之助さんが1ヶ月滞在されたそう。。。

.

10年100年1000年と次世代、その先の未来へ歴史が繋がれる風景に、キーヤンワールドが新たに刻まれました。

素敵な数珠繋ぎの仲間入りです♪

今回もエネルギー溢れる中にも凛とした空気の漂う高野山 西禅院さんにピッタリの作品が完成です♪

と、ココで完結では無く。。。

実はもう1箇所、並行して描かれた作品がありました‼︎

さて、もう一つの作品とは。。。

次回のブログにてご紹介いたします☆

お楽しみに♪

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高野山 別格本山 西禅院

〒648-0289

和歌山県伊都郡高野町高野山154

TEL 0736-56-2411
mail saizenin@koya.or.jp

https://www.koya.or.jp

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Ki-Yan WORKS【キャンパス3部作】

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2022.01.25

珍しくスタジオで制作が始まった、
キャンパス作品☆

早速、コイが泳ぎはじめました♪

一枚はあっという間に完成‼︎

今回はブルーシルバーの3部作です☆

線だけのキャンパスも面白いですが、あと二つも色と影が入れられて行きます。

あっという間に仕上げの目入れ♪

目が入れられると、一気に生き生きとキャンパスから飛び出すような勢いが増します‼︎

3枚並ぶとすごい迫力です☆

コチラは、とある企画のキャンパス作品。

新たなモチーフも制作中。。

内容が決まり次第お知られいたします♪

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Ki-Yan WORKS【2022年縁起物】

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2022.01.11

毎年、年始にショップで展示されている

Ki-Yan Stuzio恒例の”縁起物”

令和四年の作品はどんな”縁起物”なのでしょうか。。

毎年ご依頼くださるオーナーさんより

『コロナ禍を経て、新しい時代へと、、、

 特別な区切りの年となるという思いから

 日本世界規模を表す地球儀のイメージ』

という事で、スタジオへやって来たのが、、、

こちらの透明の球体!!!

ユニバースも感じますが、、、

2021年最後の作品制作を開始!!

水で消える魔法のペンで線入れスタート☆

モチーフが現れてきました☆

お察しの通り、トラです♪

2022年は壬寅(みずのえとら)

厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる。という意味があるそうです。

福建省では四神相応を全て虎で表すという事もあり、5頭のトラに地球が守られているような思いが込められています。

いつものキーヤン四神とは一味違う

寅年スペシャルです!!

色は中から描いていきます!

中々な苦戦作業。。

心が折れそうになります。。が

気合を入れて作業を進めます☆

年始に間に合うかドキドキ、、、

やっとこさ線入れ完了!

途中経過も陰と陽の美しい一面を見せてくれます。

4色のトラが球体を取り巻きます☆

中から覗くとこんな感じ。。the 迫力☆

あれ?4色??

ご安心ください!

中央に君臨されますトラが現れております♪

まさしく!五黄の虎‼︎

球体の4色も色を入れ、全集中の呼吸。

集中しすぎて息が止まってしまいます。。笑

色が入ってバランスボールとはいチーズ‼︎

中央にボストラが入って、無事に30日に

完成しましたーーー‼︎

只今ショップにて展示中☆

2022年壬寅、この五神が希望へ導いてくれる事を願って。。。☆

オーナーさんとキーヤンの思いの詰まった”縁起物”作品となりました!!

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Ki-Yan WORKS【鵜匠装束☆お披露目】

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2021.12.07

10月に制作をしました、宇治川の鵜飼装束のお披露目☆

“放ち鵜飼”の内覧会へ参りました♪

内覧会で説明を聞いて、ビックリ‼︎

放ち鵜飼はとても奇跡的な物でした☆

鵜飼と云えば思い浮かぶのは

夏の夜、松明の明かりのもと行われる風物詩として有名ですが、、、

“放ち鵜飼”は紐でリード繋がず、鵜を自由に魚を捕獲し

『戻っておいでー』の呼び掛けで戻って来るという漁法。

その為、施設の池でお昼に観覧出来るようになったのです♪

野生の鵜を捕獲して飼われていた鵜は神経質な鳥で卵を産まないと言われてたそうですが、2014年、宇治川では1組のつがいが卵を産み、国内で初めて人工ふ化により赤ちゃう鵜が誕生しました♪

生まれたウッティーは育ての鵜匠をお母さんと思い育ち人を怖がらず、人に慣れた傾向にある事から、放ち鵜飼が実現されたそうです!!

今ではウッティー1号が卵を産みお母さんにはとなり、現在、人工ふ化で誕生した鵜は10羽程にまで‼︎

水辺により近く立つ”放ち鵜飼”では今までの装束では動きが不便な為、新たに装束を提案されそちらにキーヤンデザインを入れさせて頂いた訳なのです☆

いざ、”放ち鵜飼”観覧へ

キーヤンの描いた装束がより鵜匠とウッティーの絆の深さを表しているようです♪

背中の鵜もなんだか嬉しそう。

呼ばれて帰ってきた賢いウッティー

でも、帰ってこない自由な子もいます。笑

そこが、また可愛い。

まだ完璧では無いけれど、時間をかけて訓練を重ねたウッティー達の頑張りと自由な可愛さを間近で見ることが出来、鵜匠さん始め、宇治川の職員さんの鵜達の深い愛情を拝見させて頂いたひと時でした♪

魅力いっぱいの宇治川の放ち鵜飼

是非、宇治へ観覧にお越し下さいませ♪

詳しくは公式ホームページをご覧ください♪

https://kyotouji-tour.com/hanachi-ukai/

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【雑誌掲載情報】Char×キーヤン「日本のロックの歴史を辿る」

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2021.11.30

文藝春秋より出版の

『Rock Guitar Universe by Char

ロックとギターをめぐる冒険 』

ギターリストのCharさんが編集長を務められたムック本が登場☆

その中で「日本のロックの歴史を辿る」と題し

Char×キーヤンの対談が掲載されました♪

10月某日、

Ki-Yan Stuzio(制作スタジオ)へ

取材スタッフさんと共にCharさんが訪問☆

2時間程たっぷりと対談‼︎

60歳までロックイベントのプロデュースをしていたキーヤン。今回はプロデューサー時代に親交のあったCharさんよりご要望いただき、文春の編集長さんのお力添えで、貴重な対談となりました。

Charさんの魅力は勿論、キーヤンの他にも豪華ゲストの対談など濃厚な内容が満載な保存版の一冊‼︎

とっても読み応えのあるムック本となっています☆

全国の書店などで絶賛販売中です☆

是非、ご覧くださいませ♪

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Ki-Yan WORKS【壁画 Kiji Alighted.】

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カテゴリー:お知らせ, 壁画制作, Ki-Yan Stuzio

2021.11.23

今回の舞台は滋賀は彦根にあります

株式会社たけびし滋賀支店さま♪

滋賀支店がリニューアルオープンされ

新しい社屋の一室が今回の舞台となります☆

さてさて、久しぶりの壁画制作♪

どんな作品が誕生するでしょう。。。

壁は薄いグレー掛かった今までに無い色

現れたのは大きなボタンのお花‼︎

チョークが終わると追って、

金入れがドンドン進んでいきます。

キジも現れ、桜が描き始められました‼︎

これはすごいボリュームの作品になりそうです♪

緑の縁のキジ☆珍しい色目になりそうな予感。

サクラはいつも通りの白で塗り進めます。

壁のグレーがよりサクラの美しさを際立たせてくれています♪

キジ夫婦とキーヤン夫妻。笑

ボタンのピンクに負けじとキジの鮮やかさが増していきます☆

正にKi-Yanワールド☆

ピンクのボタンは紫の影が!

あっという間に赤と紫のボタンも登場です。

たけびし滋賀支店長を始め、社員の皆様にも筆入れしていただきました‼︎

皆さんの個性が塗り方に表れていました☆

桜の枝は鮮やかな緑に♪

そしてこちらは、、キジの尾っぽ‼︎

今までにないカラフルな色合い♪

キーヤンが現場で、後半良く口にする言葉

『百里を行く者は九十を半ばとす』

キーヤンの作品の初日の速さたるもの、皆さん驚かれますが、後半からが力の入れどころなのです。

サクラのボンボリにオレンジが着き始めました♪

そしてサインも入れられ。。。

完成です‼︎‼︎‼︎

支店長さんとチームキーヤンで記念撮影♪

いつにも増して凛々しいお顔☆

そして、いつにも増して色鮮やかな素敵な作品が誕生しました♪

彦根城を背に集まりに華を添えてくれる様です☆

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Ki-Yan WORKS【暖簾 3部作】

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2021.11.16

町屋一棟貸しの宿泊施設 ” 京舞 ” 様

清水・烏丸五条・ちゃわん坂の3件に

蝶々の暖簾がかけられています。

今回は洗い替えに‼︎と再び、暖簾3枚のご依頼頂きました♪

布への線入れは青花を使います‼︎

水に馴染ますと消えてくれるのです♪☆

金入れからは染料で描いていきます♪

一枚が終わると、また一枚。。

順繰りに進められて行きます。

以前と同じ配置ですが、今回は色に変化が☆

より華やかで明るい蝶々たちが舞っています♪

屋号を入れて、、、

サインも入れて♪

あっという間に3枚の暖簾の蝶々が舞い飛びましたー☆‼︎

其々の場所でお客様をお出迎えしてくれます☆

京都へお越しの際は是非この暖簾を潜って町屋の旅をお楽しみ下さい♪

    

京舞 KYOBU SERIES

http://kyobu.kyoto/hotels/index.htm

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Ki-Yan WORKS【天井画 Sunflower】

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2021.11.09

とある日、スタジオに大きな丸がやってきました‼︎

アーチ状になった円のキャンパス。。

なんと、こちらは個人宅に収められる天井なのです。

キーヤンと比べてその大きさがお分かりいただけますでしょうか‼︎

さて、この中に描かれるモチーフは、、、

燃えるように揺らぐ線があらわれております。

そうです。

太陽の様に暖かく満開に咲く”ヒマワリ”

円いっぱいにヒマワリが燃えています。

花びらの色は見ているだけで元気になる黄色から♪

そして、ここから影が順番に入れられていきます。

まずはオレンジ。。

さらに色は重ねられ、動きと深みが増していきます。

いつも、この変化がとっても面白い♪

中央は黒とウルトラマリンが入れられ元気いっぱいのヒマワリが咲き誇りました☆

サインが入れられ、、、

完成です‼︎

いつもお部屋に太陽が降り注いでいるような素敵な空間になる事、間違いなし♪

お部屋に取り付けられる日が楽しみです☆

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