Ki-yan Blog

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Ki-Yan Gallery|Gorilla's daily life 2007/09

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2016.02.17

美術館に飾る絵ではなく、たくさんの人が集まる空間に、
息を感じる、生きている絵を描きたい。
「Gorilla’s daily life」
京都市動物園<京都・岡崎> 2007/09
ゴリラ01
この壁画は、「楽しい動物園を創る会」の協力によって、類人猿舎に描かれた。
ゴリラ02
ゴリラ03
動物園はぴったりだった。
ゴリラ04
ゴリラの生態を飼育員より色々、教えてもらった。虫や蛙などの小さな生き物を捕えると腕力を制御し、そっと、優しく、手の平にのせ、持ち上げるらしい。
ゴリラ1 のコピー
京都市動物園
所在地:〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内
電話番号:075-771-0210
WEBサイト:http://www5.city.kyoto.jp/zoo/
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Ki-Yan Gallery|Singing Panther 2003/04

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2016.02.10

一九七〇年、京大西部講堂よりブレイクしたロック・ムーブメント
「MOJO WEST」を京都北山の地にライブ・ハウスとして復活することになった。
三十五年ぶりに絵を描き出した私にとって何か因縁めいたものを感じる。
※MOJO WESTは閉店したため、現在この壁画はご覧いただけません。
「Singing Panther」(唄う豹)
MOJO WEST<京都・北山> 2003/04
01-ヒョウ
「MOJO WEST」は地下一階。暗い地下に負けない派手な題材を探した。

階段から、そのフロアーにライブを楽しみにくるお客を迎える「唄うパンサー」を描いた。
パンサーの斑点をピンクとブルー、オレンジとバイオレットといった補色で表現した。
430S2417
補色で魅せる。これらはすべて補色の表現。派手だけど下品にならない。
パンサー
※MOJO WESTは閉店したため、現在この壁画はご覧いただけません。
jag

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Ki-Yan Gallery|Grapevines&Peacock 2006/11

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2016.02.03

かねてより、孔雀が描きたかった。
「Grapevines&Peacock」(葡萄と孔雀)
ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ ステーキ ISHIYAMA〈大津〉2006/11
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アジア、東洋の象徴・孔雀を、私が好んで描いてきた象、虎、金魚、鯉、蛙、亀などの仲間に入れたかった。
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ステーキハウスISHIYAMAはワインも売り物にする店。
葡萄はどうかと言う。それなら温めてきた孔雀を絡ませたい。
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孔雀と葡萄の相性は、イメージ的にぴったり。
孔雀と葡萄2
そこでスペースも当初の計画の三倍に拡げてもらい、私の孔雀第一作を描きあげた。
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ロイヤルオークホテル ステーキISHIYAMA
所 在 地 : 〒520-2143 滋賀県大津市萱野浦23番1号
電話番号 : 077-543-0111
WEBサイト: http://www.royaloakhotel.co.jp/restaurant/ishiyama.html
perbpy

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Ki-Yan Gallery|Smiling Elephants 2002/02

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2016.01.27

私は壁を見た瞬間、イメージが固まった。
アジアの象と象使いたちが10mの大壁面を駈けぬけてゆく。
THE RIVER ORIENTAL〈京都・木屋町松原〉 2002/02
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絵筆をとらなかった三十五年間のブランクを感じなかった。
大きな壁面に向かった私は画面いっぱいに象と象使いを
エイトビートのリズムにのって勢いよく描きあげていった。
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riv001
しかし、このザ・リバー・オリエンタルの壁画「笑う象」は今はない。
耐震構造上の不安から改築を余儀なくされた。
私は壁画はいつか、なんらかの理由で取り壊されるものと覚悟をして描いている。
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ザ・リバー・オリエンタルに「笑う象」があった時は、
ほかには「笑う象」が描けなかった。
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その呪縛が解けたことは、笑うべきなのだろうか。
それを問う象はいない。
 
 
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ぞう

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Ki-Yan Gallery|Carp is dragon in heaven 2008/10

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2016.01.20

実際に見たことのない龍など描かない。
やがて龍になると言われている鯉を描いた。
「Carp is dragon in heaven」(登龍門) 京都・御池〈ゼスト御池〉 2008/10
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この場所にやっと相応しい絵が思いついた
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地下鉄、ゼスト御池のあたりは、かつては鴨川へと繋がる大小の池が点在していました。
鯉が似合う、と「鯉が天に登り龍になる」という中国の故事、登龍門に因んで鯉を描くことにした。
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悠然と泳ぐ108匹の鯉
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ゼスト御池(寺町御池西南角 6番入口階段横
〒604-8091 京都市中京区河原町御池B1F
http://www.zestoike.com/
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Ki-Yan Gallery|Rhino Family 2001/10

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2016.01.13

本日より毎週水曜日のブログは、新しい試みをスタートします。
京都を中心に今や日本以外にも広がる木村英輝の壁画作品。
中には色々な事情もあり現在では見れなくなってしまった壁画などもありますが
少しずつご紹介させていただきます!
では、本日ご紹介する壁画はこちら。
「Rhino Family」(サイのファミリー)京都 2001/10
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教え子だった平川容豊君がラウンジMOJOをオープンすることになった。「先生、壁画を描きませんか。」大きな絵を描きたかった私は、二つ返事で引き受けた。
金で縁取ったショッキング・ピンクの犀のファミリーを描く事にした。私も平川君もロック派である。’60年代のサイケデリック・アートを彷彿させる絵柄だった。
ラウンジはドイツの古い民家風の設えだった。古木の太い柱と梁、漆喰、そんなネイティブな現場に立った。ショッキング・ピンクではなく、ワイン・レッドが塗りたくなった。
Rhino001
私の作業を覗きに来た仲間達が、そのワイン・レッドをカッコいいと言う。誉められる事が嫌いでない私は、それに陰影をつけてみた。壁から今にも駆け出して来そうなサイの親子に仕上がった。
創造の神が舞いおりてきたのではなかった。成りゆきだった。ワイン・レッドを基調にした画法がこんな出会いから生まれたのだ。
Rhino002
Rhino003
この犀のファミリーが私の壁画の処女作となる。
Rhino004
 
  
  
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ラバーシール(サイ)

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