こんばんは!
日本列島に、台風が3つも接近しているそうで、梅雨の湿気も相まって、寝苦しい夜が続きそうですね。
さて、先日の長雨の日、カメラマンMPさんの所へ、作品を搬入して参りました。
MPさんは、木村英輝作品を、第1作から大事に撮り続けて下さっている、ロックなカメラマンさんです。いつもお世話になっております。
先生の画集が、いつも余すことなく、盛りだくさんのボリュームでお送りできるのも、彼のおかげなのです。
さて、今日は。。
これです。
ご覧になった方は、まだ少ないのではないでしょうか、四季の屏風、本日は、こちらの平置き写真を撮られるそうです。
このように、二階の床に空いた窓から、
見下ろすように、カメラを設置。
いつも、屏風として立てられた姿を見慣れているので、平置きにされた作品を見るのは、新鮮です。
それにしても、この構成。
屏風として、ジグザグに立てたまま、描かれたとは思えない構図です。
もはや野生的感覚ともいえる、先生のバランス感覚には、神がかり的なものを感じてしまいます。。
ライト、位置の微調整を繰り返し、いざ、撮影!
カメラマンというお仕事は、本当に職人芸。
細やかで綿密なライティング、
各種器具の精密設定に、大道具的、力仕事まで。
初めて目の当たりにする仕事風景に、ただただ感嘆でした。
撮るのは、六曲一双4セット!大量の屏風たちが、次々と撮影されていきました。
これらの屏風は、いずれ、お披露目する機会がございますので、その折には、素晴らしい四季の世界を、どうぞご覧くださいませ。^ ^
壁画や屏風など、平面としての記録として残すことは、とても大変。
いつも東奔西走、お忙しい合間を縫って、壁画の軌跡を追って下さっているMPさん。
今日も、お疲れ様でした!
これからも、よろしくお願いします。!
〈おまけ〉
この写真スタジオには、
先生が京大西部講堂にて行ったイベントで使われた、とある思い出の品がありました。
禁煙呼びかけ&喫煙所案内のパネルです。
カメがどことなく、スキンヘッドのロッカーに見えてきたのは、私だけでしょうか。笑(^^;;
自由な発想で、きっと、当時のスタッフさんが作ってくれたのでしょう、これもまた、ロック、なのでした。。