こんばんは！
今日も、月曜に引き続き、徳島県、樫野倶楽部の壁画制作の様子をご紹介します^ ^
滞在二日目から、樫の木の作品と並行して、先生は、ラウンジの作品に取り掛かり始めます！

美しい白亜のラウンジに現れたのは、大きなブドウの木。
チョークの下書きからでもわかる、優しい生命感。ツルはドンドン、伸びていきます。

縁取るのは、今回は、ゴールドではなく、シルバー！
いつにも増して、上品で美しい色合いです^ ^
下書きのチョークと混ざると、梅雨空に合う、綺麗な紫陽花色になりました。(この色は、二度塗りして消してしまうのですが。。)

骨書きが進んでゆきます。

と、そこに、
「おおおー！」
と、歓声が！

皆が注目していたのは、これ！

銀のブドウに、キラキラのがラメが！
新しい試みです。角度によって煌めく色が変わり、上品な輝きを放っています^ ^

「イメージは、ホワイトウェディングで、白を基調にしたかったんや」
「でも、銀や白だけでは、ただの地味な絵になるやろ、それを、何とかしたかったんや」
と、先生。
螺鈿や、カッティングシートを貼ることなど、京都のスタジオでの試行錯誤の結果、ニスにホログラムを混ぜて、直接塗布することになりました。
派手すぎず、しかし目を引く、爽やかな輝きは、白い壁に映えます^ ^

キラキラのブドウは、銀の葉に彩られ、見る見る、ラウンジを埋め尽くしてゆきます。。
銀は、金に比べると、色もかなり薄く、二度三度、塗り重ねなければなりません。根気良く、丁寧に、仕上げてゆきます。
そして。。

サインが入りました！

渾身の新作、
【Silver Grapes.】完成です！
白を基調として、華やかで美しい、婚礼に相応しい作品となりました。
横を歩くたびに、ブドウが揺れるように輝き、まるで生きているかのような、躍動感があります。
最後に、社長ご夫妻と、作品を背に記念撮影。

「椅子を張り替えなくっちゃ」
「ここには壁画を楽しんで貰えるよう、テーブルの配置も変えなくちゃ」と、奥様が張り切って、ラウンジを見渡していらっしゃいました^ ^
5日もの間、お世話になりました！
次回は金曜日、いよいよ、三箇所めの制作に入ります！お楽しみに^ ^

徳島空港近くにある、敷地面積が約三千坪に、4ヶ所の式場がある広大な結婚式場。

先ずは“風雅庭”にて、樫野倶楽部に因んで、樫の木を描いていきます。
新郎新婦が、披露宴の時に座る高砂の背面壁画に、先ずは取り掛かります。

和紙風の壁紙に、ピンクのチョークで下書きをします。

同時進行で、金縁入れと、白と銀の鳩に色を入れます。

一日目、3時間ぐらいでの作業です。
2日目は色入れと、樫野邸 ラウンジへの下書きに入りました。

多くの樫野倶楽部のスタッフや、高畑社長にも手伝って頂いて、楽しい時間を過ごしながら、無事に樫の木の壁画が、完成しました！

初めてのモチーフでしたが、新たな門出を祝う、勢いのある作品に仕上がりました！

『Happiness Oak.(幸せの樫)』
式を挙げられる、新郎新婦の素晴らしい思い出の場所となりますように！
続きの壁画は、Vol.2に紹介します。
乞うご期待‼︎