Ki-yan Blog

Ki-Yan WORKS〈木村英輝のひとかけら〉

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カテゴリー:壁画制作

2016.10.18

「このノートの中のスケッチ、コピーしといてくれるか」
ある日手渡された一冊のノート。
いつも、現場へ持ち歩くA3の大きなコピーの原本たちです。次の現場への準備、私達のいつもの光景です。
何十冊にも及ぶスケッチブックには、表にそれぞれ、モチーフの名前が記され、その時の先生が見たものやアイデアがギュッと詰まった、いわば”キムラヒデキの欠片”。
今夜は少しだけ、皆様にもご紹介します。^ ^

いきなり表紙がかっこいいですが、
どれどれ。。
鯉、クジャク、ボタン、鹿ケ谷かぼちゃ
それに、ライオンと、手。
が描かれているようです。

表紙をめくると、そこは大宇宙。
紙面なのを忘れるくらいに、縦横無尽にモチーフが駆け巡ります。
鯉たち、今にも飛び出してきそうですね!

続きましてクジャク。
鉛筆の上から、線を選ぶように、墨で力強く描かれています。
動物の一瞬を切り取る大胆さが、ここでも見られます。

ユニークなのがこちら。
クジャク、よっぽど素早く動いたのか、頭が3つあります。笑
そのどれもが、体としっかりつながりを感じさせるあたりはサスガです。
さらに見ていくと。。

脱線してました。
聞くと、何かのイベントのための準備だったんだそうです。
他にも楽しいページはたくさんありましたが、これ以上は、企業秘密で。。^ ^
第二弾、あるかも知れません、次回をお待ちください。
【おまけ】
そして裏表紙。
“その壁画、落書きか、入れ墨か、アートか–“
すごい!この文言は!!

今や、木村英輝を紹介するのに欠かせない、あのフレーズ。
ここで生まれていたのです!なんだか感激。。

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