【衝立て制作】Ki-Yan Stuzio 2階 仕事場にて
カテゴリー:壁画制作, Ki-Yan Stuzio
2013.08.08
Ki-Yan Stuzio 本店2階では、出張壁画制作がない時は、屏風や襖、小品や板絵など、小さなスペースで制作出来る作品を仕上げています。
チームKi-Yanとして本店2階で活動し始めて間が無いですが、木村先生が当たりを付けて、チョークや鉛筆で描いた後、先生やアシスタントによって金や銀などで、縁取りの色を入れていきます。
次に、先生から指示があった色を、縁の中に入れていきます。
その時、光の方向や方角、モチーフの動きなどから、縁(金や銀色)の太さを変えながら描きます。
色塗りではなく、色で描く、形を整えていく感覚で塗っていきます。
一つの作品の中にも、色々な決まり事があるので、真剣な作業が続きます。
細かい作業でも、作品全体で見た時を考えながら描いていきます。
作業の合間で、筆を置き、遠く離れて、全体のバランスを確認します。
常日頃、手伝っていても、現場の形状や描く素材、モチーフなど、一つとして同じものがないので、その都度、新鮮な気持ちで制作に望んで、完成度を高めていきます。
その繰り返しで、また新たに素晴らしい、“生きた作品”が生み出されます。
京都に遊びに来られた際は、是非、本店2階で“生きた作品”をご高覧して頂き、何か感じ取って頂けると幸いです。
スタッフ一同、お待ちしております。
Ki-Yan Stuzio 店長:武田 修二郎