SOU・SOU 傾衣 壁画制作
カテゴリー:壁画制作
2009.03.02
今回は、京都の花遊小路にある“sou・sou”さまにて描きました。
地下にある『傾依(kei-i)』の店舗壁面を描きました。
2日間の作業では、SOU・SOUの若林社長も加わっていただき、
短期間で仕上りました。
今回描いた作品は、面高(おもだか)、蛙、亀、トンボ、睡蓮です。
面高(白の花と黒の葉っぱの植物)は、
葉が矢じりに似ているので「勝ち草」と呼ばれたため、武士に好まれ、
装飾品のデザイン等に用いらます。
毛利元就が沢瀉(たくしゃ)紋にした由来は、
或る合戦で毛利元就が敵を追って川を渡ろうとした時、
水際に生えていた沢瀉(たくしゃ)に蜻蛉(トンボ)が止まっていた。
毛利元就はすかさず「勝ち草に勝ち虫あり」と敵を攻め、
勝利をおさめたので、沢瀉(たくしゃ)を家紋に用いるようになったとされています。
(或る話によると、蜻蛉(トンボ)を勝ち虫とする由来は、
雄略天皇が狩に出かけた際に詠んだ歌が元になっているそうです。
また、素早く飛び回って害虫を捕食し、前進するのみで後退しない攻撃的な姿からともいわれるそうです。)
そこに長生きする亀と、お客様へまたお店にお越しいただく、
という願いを込めて蛙を描いています。
sou・souさまには、木村氏とのコラボ商品もあります、
是非お越しくださいませ。
sou・sou