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キーヤンスタッフの休日☆Part3 〜◯◯現場潜入レポート〜

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カテゴリー:お知らせ

2017.01.20

昨日は丸一日の休日を利用し、地元に帰っていました。
今週のはじめは全国的にこの冬一番の大寒波に見舞われましたが、京都に雪が積もったのは初日だけで、次の日には路上にもほとんど残らない程度だったので油断していました。。。
電車が進むにつれ、どんどん景色が白くなっていく。。。
田んぼはもう真っ白です。ひえぇ〜〜

電車に揺られること一時間。
たどり着いたのはここ、滋賀県の彦根市です!
 
まさに今チームキーヤンによって壁画制作が行われている舞台。
生まれ育った町に新たな壁画が誕生するなんて!と、知った時は驚きを隠せませんでした。
アシスタント西嶋さんも仰っていた通り、平和堂さんは滋賀県民であれば誰もが知っている超大手スーパーマーケット。

これは何としてでも一筆携わらせていただきたいと思っていたところ、先生から快くお手伝いの許可をいただきまして、今回特別に一日アシスタントを勤めさせていただきました。
 
現場に到着してまずびっくりしたのは、制作5日目の朝にして壁画の全貌がほぼ完成に近い状態まで進められていたこと。
7メートルを超える高い壁一面には、所狭しと描かれた人物やハトが縦横無尽に飛び回ります。

さて、到着して最初に頂いた指示は、既に描かれているハトの上から白い絵具を塗り重ねて行く作業。
一度乗せただけでは絵具の塗りムラが残っているため、乾いている上からさらに二度、三度と重ねて行きます。

ここで注意しなければいけないのは、上の画像のようにハトの頭の部分にチョークで書かれた目印。
何やらカタカナで文字が書いてあります。
これはハトの色の指示を意味しており、「ギ」は銀色の絵具、「ラ」はシルバーラメ、「シ」はカッティングシールといったように分けられています。
そのうち何も印が書かれていないハトが白色というわけですね。

上方のギラリと反射しているのがカッティングシールのハト、下方がニスにシルバーのパウダーラメを混ぜたもので描かれたハトです。

ラメは光の当たり方や見る角度によって色が変わり、多彩な表情を見せる面白い素材。
シールは絵具では出せない、シャープでメタリックな面を作りだす事ができます。

画像ではは灰色に見えますが、マットな感じの銀色の絵具。
こちらもムラが目立たなくなるまで何度か塗り重ねます。

カッティングシールは一度で貼ってしまわなければならないので、皺が寄ったりしないよう慎重に扱う必要があります。
かなり神経を使う作業。これだけ数も沢山あると大変ですね。
 
集中しながら足場を上って塗り下りて塗りを繰り返していると、あっという間に時間が絶っていました。

本日の作業はここまで。
チームキーヤンの皆さま、5日目の制作お疲れ様でした!
残り数日、寒い中ですが頑張って下さい!
完成を心より楽しみにしております^^
 
以上、「地本に帰るのは年4回」西田の、制作現場潜入レポートでした☆
 

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