Ki-yan Blog

鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は楽しき?

投稿者:

カテゴリー:お知らせ

2015.10.31

こんばんは
10月最後の夜、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
日中は歩くとじんわり汗ばむくらいには暖かいのに、朝夕はぐっと冷えるという寒暖差のある季節。体調を崩さないように気をつけたいものです。
 
さて、本日のご紹介はこちら
\\ ドドン! //
アップ
そう、皆さまご存じ四季屏風の秋「Autumn in Satoyama」です。
今年の3月に開かれた祇園大茶会で初お披露目されたこちら、以前にブログでも制作の様子が紹介されていましたよね。
IMG_7308.JPG
IMG_7425.JPG
IMG_7700.JPG
京都髙島屋さんでの展覧会「Ki-yan Collection」や、先日の出版記念パーティー等でもご覧になられた方は多いのではないでしょうか。
IMG_7886.JPG
IMG_7885.JPGIMG_7883.JPGIMG_7882.JPG
実はこちら、出版記念パーティー会場から返却された後、現在は「Autumn in Satoyama」の半双のみキーヤンスタジオの本店2階ギャラリーに展示されているのです!
本当は一双揃ってお見せしたかったのですが、従来の屏風よりもかなりサイズが大きいため、広さの都合によりシカたなく半双での展示になりました。。。
全体
マットなアクリル絵の具と併せて用いられているのは、金や銀のカッティングシール。
今までの作品にはないギラリと光る質感がなんだか新鮮です。
鏡面になったシールにモチーフが映ったり光が反射したりして、その時々によって異なる表情を見せるところも面白い^^
 
シカ アップIMG_7651.JPG
鹿と紅葉と申しますと、私のイメージでは小倉百人一首の
「 奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ秋はかなしき 」 猿丸大夫
が真っ先に思い浮かびます。
人里離れた深い山奥で、散った紅葉を踏みわけて鳴く鹿の声を聞く時こそ、いよいよ秋は心にしみてもの寂しく感じられることよ
という、秋のちょっぴりセンチメンタルな心を詠んだ歌なのですが
屏風に描かれている鹿たちの軽快な足取りからは、秋の訪れを喜んで跳び跳ね回る楽しさが伝わってくるようです。
展示期間は11月いっぱいを予定しております。
ガラス越しではなく、実物をこんなに間近で見られる機会はそうめったにありませんよ!
石段下店ではお揃いの手ぬぐいが鹿と猪セットになって好評発売中です☆彡
猪鹿
京都の紅葉は11月下旬頃から見ごろを迎えるそうですが、キーヤンスタジオで一足早い紅葉狩りはいかがでしょうか。
スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております!

|この記事にコメントする|(0)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。