もうすぐ祇園祭!その1〈祇園祭と粽〉
カテゴリー:Ki-Yan Stuzio
2014.06.22
暑い日が続きますが、もうすぐ京都で1番熱いお祭りが始まりますよ〜!
そうです!
祇園祭です!!
早くお囃子聞きたい〜
あのお囃子を聞くと夏がきたー!って感じでより一層蒸し暑さを感じますね\(^O^)/
そこで本日は祇園祭をより楽しむ為に皆様と一緒に祇園祭について予習しておきたいと思います!
「そんなんいらんわ〜」という祇園祭達人様もよろしければお付き合い下さいませ〜
(・∀・)<まず、そもそも祇園祭って何のお祭りなのでしょうか?
(^O^)<キーヤンスタジオの向かいにある八坂神社さんで千百年前から行われている祭です☆
昔は祇園御霊会(ごりょうえ)と呼ばれ、貞観11年(869)に日本各地で疫病が流行した際、平安京の広大な庭園であった神泉苑に当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て災厄の除去を祈ったのが始まりだそうです。
ちなみに神泉苑は二条城の近くにあります。
(・∀・)<京都のお家やお店の玄関によくかざってある、コレって何なん??
(^O^)<コレは粽(ちまき)という厄除のお守りです。祇園祭の時期に各山鉾町で販売されます。
山鉾によっては雷除けや安産、縁結びや出世など色んなご利益があるのでご興味のある方は調べてみると楽しいですよ♪キーヤンスタジオの粽は山鉾巡行で先頭をいく長刀鉾のものです。
あ、ちまきと言っても中華料理の美味しいちまきとは全く別物なのでご注意を!
いくつかの和菓子屋さんでは祇園祭の時期限定で「食べられる粽」を作られるところもありますが、基本的には食べられません!!
ハイ!粽に書かれたこちらの文字、皆様読めますでしょうか?
正解は、
(^O^)<ソミンショウライノシソンナリ!!
この文字の意味は、そのまんまです。「私は蘇民将来の子孫ですよー!!」とお知らせしているのです。
なぜそんな事をしているかとゆーと、こんな言い伝えがあるのです!
八坂神社の神様、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)が南海に旅をされた時、一晩泊めてほしいとお願いした素戔嗚尊に対して蘇民将来は貧しいにも関わらず粟で作った食事で厚くもてなしました。その優しさに感動した素戔嗚尊は「疫病流行の際、蘇民将来子孫也と記した護符を持つ者は、疫病より免れしめる」と約束されたそうです!
この故事にちなんで「蘇民将来子孫也」と書かれた粽を玄関に飾るのです。
ちなみに、素戔嗚尊が一晩泊めてほしいとお願いした際、蘇民将来の裕福な弟、巨旦将来(コタンショウライ)は断ったそうですっ
良いことをすると良いことが返ってくるのですね〜\(^∀^)/
皆様〜、人にやさしく〜!いや、神にやさしく〜!!
それでは本日の予習はここまで〜
祇園祭の始まり、7月1日をワクワクソワソワしながら待ちましょ〜!
7月に入るとアレも登場しますしね!!
アレについても後々ご紹介していきたいと思います!
お楽しみに〜〜〜(^O^)/♪♪