Ki-Yan WORKS〈樫野倶楽部様 Vol.2〉
カテゴリー:壁画制作, Ki-Yan Stuzio
2014.06.25
こんばんは!
今日も、月曜に引き続き、徳島県、樫野倶楽部の壁画制作の様子をご紹介します^ ^
滞在二日目から、樫の木の作品と並行して、先生は、ラウンジの作品に取り掛かり始めます!
美しい白亜のラウンジに現れたのは、大きなブドウの木。
チョークの下書きからでもわかる、優しい生命感。ツルはドンドン、伸びていきます。
縁取るのは、今回は、ゴールドではなく、シルバー!
いつにも増して、上品で美しい色合いです^ ^
下書きのチョークと混ざると、梅雨空に合う、綺麗な紫陽花色になりました。(この色は、二度塗りして消してしまうのですが。。)
銀のブドウに、キラキラのがラメが!
新しい試みです。角度によって煌めく色が変わり、上品な輝きを放っています^ ^
「イメージは、ホワイトウェディングで、白を基調にしたかったんや」
「でも、銀や白だけでは、ただの地味な絵になるやろ、それを、何とかしたかったんや」
と、先生。
螺鈿や、カッティングシートを貼ることなど、京都のスタジオでの試行錯誤の結果、ニスにホログラムを混ぜて、直接塗布することになりました。
派手すぎず、しかし目を引く、爽やかな輝きは、白い壁に映えます^ ^
キラキラのブドウは、銀の葉に彩られ、見る見る、ラウンジを埋め尽くしてゆきます。。
銀は、金に比べると、色もかなり薄く、二度三度、塗り重ねなければなりません。根気良く、丁寧に、仕上げてゆきます。
そして。。
渾身の新作、
【Silver Grapes.】完成です!
白を基調として、華やかで美しい、婚礼に相応しい作品となりました。
横を歩くたびに、ブドウが揺れるように輝き、まるで生きているかのような、躍動感があります。
最後に、社長ご夫妻と、作品を背に記念撮影。
「椅子を張り替えなくっちゃ」
「ここには壁画を楽しんで貰えるよう、テーブルの配置も変えなくちゃ」と、奥様が張り切って、ラウンジを見渡していらっしゃいました^ ^
5日もの間、お世話になりました!
次回は金曜日、いよいよ、三箇所めの制作に入ります!お楽しみに^ ^