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団扇で暑さを「うちは」らう?

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カテゴリー:お知らせ

2017.07.28

先日、暑い暑いと思いながらの帰宅途中に、とある店先に吊られていた風鈴の音に惹かれて一つ購入してしまいました。
南部鉄製のもので、透明感のある澄んだ響きがとても心地よいです。
この音を聞いていると、じめじめとした空気も軽く澄み渡るような気がしてくるので不思議ですね。
四季ある日本には、暑い夏を乗り切るために五感を使って涼を感じさせるための、数多くの工夫が生み出されてきました。
打ち水、風鈴、かき氷、簾、浴衣、水琴窟。。。
夏の風物詩を代表する団扇もその一つ。

煽ぐことによって風を起こし、物理的に涼を得る道具として用いられる団扇ですが、もとは権威の象徴や良くないものを「打ち払う」という魔除けの意味を持っていたのだそうな。
夏は食べ物も傷みやすく、疫病が流行りやすかったことから、汚れを祓うおまじないのような効果を期待したのかもしれませんね。
 

Ki-Yan Stuzioとコラボされている「小丸屋住井」は“深草団扇”と呼ばれる団扇の元祖となった京都の老舗。
夏のご挨拶に、芸妓さんや舞妓さんがお得意先へ名入りのうちわを配るという風習も、このお店が発祥なのだとか。
木村英輝が描く鯉を配した飾り団扇は、Ki-Yan Stuzioでのみお取り扱いしている限定商品です。

 

-鯉- 飾り団扇<1>  ¥6,480(税込)
 

-鯉- 飾り団扇<2>  ¥6,480(税込)
 

-鯉- 飾り団扇<3>  ¥6,480(税込)
 
まだまだ続く、猛暑の日々。
クーラーの効いたお部屋も快適ですが、昼間の熱が冷めて過ごしやすくなる宵の頃には、団扇を片手にふわりふわりと夕涼みに出かけてみるのも良いかもしれませんね。
 

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