Ki-Yan Stuzio MailNews
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2018.02.09

今回はKi-Yanコラム。
木村英輝先生の魅力を、いつもそばで先生をサポートしている
壁画制作アシスタントの視点からコラム形式でお伝えします。

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まず始めに、この度我らがボス、壁画絵師・木村英輝先生が、
京都市芸術振興賞を賜りました。

皆様の応援あっての賞です。いつもありがとうございます。
さて今回は、芸術の何を【振興】しているのか、少し考えます。

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【 Ki-Yan コラム Vol.21 】 "いかにも<まさかの"

世の中生きていると、
厄介な"あるもの"が根付いていることに気がつく。

"先入観"だ。

「アレはアアだから、コウ。」
この価値観は、人に"スタンダード"という安心をもたらす。

なので、このスタンダードという線路から少しでもずれると、
違和感が生まれることもある。
特に公共物なんかは当てはまるかもしれない。

"いかにも"病院
"いかにも"お寺
"いかにも"オフィス

この価値観に沿うことは、必ずしも間違いではない。
安心安定のサービスと、
人の心を"そうそうコレコレ"と、満たすものがあるからだ。

そこに一石を投じようと意気込むクライアント様方が、
お声をかけてくださる。

木村英輝の壁画や襖絵が持つのは、 "まさかの" だ。

「病院は癒されに行くもんちゃう」
「抹香臭い寺は嫌だ」
「堅いオフィスで延々仕事して、ええ仕事はできん」

その全て、壁画で、ぶち壊してしまう!

"まさかの"B1〜3階吹き抜けへの、大胆なヒマワリ(大阪/北野病院)

"まさかの"コンクリート打ち放し壁面に、 ウルトラマリンのハスの群生(愛知/真光寺)

"まさかの"ITオフィスのガラス張り会議室に、
全面コイ&クジャクで目隠し壁画(京都&大阪/株式会社KYOSO)

「アレはアアだから、コウ。」
が、バラバラと破片になって飛んでいくのがお分かりだろうか。

木村英輝の壁画は、先入観で固まった壁を打ち壊す、ダイナマイトだ。

今までの価値観&先入観に飽きてきた貴方。
ダイナマイトを仕掛けて見てはいかがだろうか。

アシスタントはダイナマイトとはいかずとも、
爆竹程度に弾けていきたいと思います。

ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

今月の休業日
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Ki-Yan Stuzio MailNEWS / 2018.02.09
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